カバンのリクセン化を依頼されました!
前回の自作ラックが好評だったようで、まったく同じカバンのリクセン化を頼まれた次第であります。
自分の改造が喜ばれるのは喜ばしいことなので、ついつい気軽に引き受けてしまいましたが、前回と同じ作業をするのでは面白くない。そこで、なにやらアイデアをひねり出してみました。
まず、パイプを曲げました。
強度を求めて、アルミの丸棒からステンレスパイプへの変更。素材から見直しをしています。パイプベンダーを使うとキレイに曲げられるため、出来上がりもそれなりのモノになるのではないかと思います。
もっとも、ベンダーで作れる形には制限がありますけど…
さらにいえば、高額なベンダーではないので、目安の印(Lと書かれているところ)にあわせてもズレてしまいますが、まあ、素人細工としては納得できるレベルではないかと。
次に、曲げたパイプを潰します。
今回は「バジル」のアダプタープレートを使ってのリクセン化を考えているため、プレートを取付ける部分を平らにしたほうが、作業がし易いし、カバン内の出っ張りも減ると思うのですよ。
アルミを入れたのは、そうすればキレイに潰れるのではないかと愚考したため。横から見て「∞」より「⊂⊃」となっていた方がいいかなぁ…と。
はい、パイプ潰すの初めてです。
「ドリルプレスバイス」という床に置いて使うタイプの万力があったので、そいつでミシミシといわせながら平らに潰していきました。
途中から台に固定し、持ち手をパイプで延長して、力を込めてたら…
バイス割れちゃいました。
ミシミシしてたのは、どうやらバイスの方だったみたいです。ステンレスパイプを潰すなら、素人は金槌でたたくのが正解なのかな…。
とりあえず、叩き潰したパイプを某所に持っていき、卓上ボール盤で穴を開けていきます。カバンの内側に入る部分なので面取りもしてみたりと、そこそこ気を使って作業をしました。だから、ちょっと中心からズレている点は見逃してもらいたい。
続いては、カバン側の加工です。
今回は、ハンダゴテを使って穴を開けていきます。コレまで穴を開けたカバンは薄いものが多かったのですが、今回のカバンはカメラバックだけあってしっかりとした作り。というか、中の素材がなんだかよく分からないため、熱で穴を開けたほうがほつれにくいかなぁと。
途中、コテ先を変更して、平たい穴も開けていきます。
これが、今回の工作のポイントのひとつ。カバン底面をステンレスパイプと結束することで、カバンの型崩れを防いでくれるのではないか?という狙いがあるのです。
リクセン化をする際には、どのようにカバンを補強するか?という問題があると思います。
これまでは、まな板を使ったり、外側にラックを作ったりしてきました。今回のようにカバン内側に土台を兼ねた補強を入れるというのは、その問題に対する一つの解答となるような気がします。
最後に組み立てたら、リクセン化の完了です。
「バジル」のアダプタープレートはネジの位置が揃っているため、「リクセンカウル」のアダプタープレートよりも今回の様な作業はやり易かった、というか揃っていたから思いついたのですね。
取り付けたところ。
中に入れたステンレスパイプがしっかりしているので、カバンの外側から押してもカチッと留まります。
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Loriann Montague (月曜日, 23 1月 2017 07:06)
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