自作フロントキャリアで無事に大島を一周できました!
ということで、使い勝手や使ってみての改良点などを自分のためにまとめようと思います。まずは、輪行時の折り畳みについてです。
Birdy本来のフロントキャリアは、折り畳み時に上に跳ね上げますが、自作のフロントキャリアは下にだらんと垂れ下がります。
これは、キャリアを支えるストッパー部分の構造が違うため。自作フロントキャリアは、可動するブリッジを本体に引っ掛けるかたちで固定するためそもそもストッパーがないのです。
そのため、折り畳んだ際に垂れ下がるのですが、結果として輪行袋には収納しやすかったです。
次に実際の運用状況ですが、ホイールベースの短いBD-Frogでも特に干渉する部分はありませんでした。
結構ギリギリですが、当たりません。駐輪中のBD-1系自転車にありがちな、前輪がクルっと回ることがあってもチェーンリングにぶつかりませんでした。
もちろん、このハンドル角度でペダルを漕げばぶつかると思いますが、そもそもこの角度でペダルを漕ぐことってないですよね?なので、実用上は問題無さそうです。
さて、問題点は3つあります。
パニアバッグの下段の爪は、クイックレバーに引っ掛けていました。なので、本体と触れそうな場所にはあらかじめビニールテープを貼っていたのですが、案の定擦れて破れていました。
とりあえずの対策として、ゴムシートを覆う形でビニールテープを貼りなおしています。
ステンレスの曲げ板を加工した際、こちら側の出来がよかったため、ネジで固定をせずに摩擦力だけでなんとかなるかも知れないという実験(横着)は失敗に終わりました。
振動などで徐々にずれてくるみたいです。すっぽ抜けたら大変。やはり、ネジ留めは大切だという認識を新たにしたところで、ネジ穴を開けました。
固定に使っているのはM3の超低頭ネジです。強度的にはどうかわかりませんが、ネジ留めしていた反対側は問題なかったので、とりあえずこちらの対策で、次回のサイクリングに挑みたいと思います。
自作フロントキャリアのブリッジ部分には、ブチルテープを巻きつけていたのですが、やはり振動によってキズができてしまいました。
サスペンションという可動する部分に荷重をかけているので、これはもう想定内ということで開き直っています。ゴムチューブを巻いたり、スポンジを貼り付けたりとあれこれ対策を試していって、そのうちどれかにおちつくだろうなぁと。
こんな風に色々と問題もありますが、背中に荷物を背負いたくない派の人間としてはフロントキャリアはパニアバッグを装着するための有効な手段だと思います。
いつの日にか、BD-Frogの前後にパニアを装着したスタイルで旅行をしてみたいものです。
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