ワイヤーベンダーの自作①

自作ベンダー①号
自作ベンダー①号

 

 俗に「ベンダー」と呼ばれる、曲げ機を自作してみました。

 

 これを自作した理由は、ステンレスのS字フックを好き勝手に折り曲げたいと思ったからで、自作できるものがあったからとりあえず自作をしたというような、目的と手段を履き違えている訳では、たぶん無いハズ。

 

 材料として選んだものは、

 

  ○特厚一文字(3×19×150)

  ○M4・M5・M6のボルトやらネジやら適宜

  ○スペーサー

  ○ゴムワッシャー

  ○ローレットナット

 

 特厚の金具以外は家に転がっていたもので適宜組み上げてみただけといういい加減な作りで、ボルトの長さが揃っていなかったりするのは写真を見ての通りです。


 一応、特厚一文字にドリルで穴を空ける必要があることと、M5・M6のボルトを使うには穴を拡張する必要があることだけ、補足しておきますね。

 

途中経過①
途中経過①
途中経過②
途中経過②


 金具と金具をつなぐところは、M6のボルトを使用しています。


 この部分には特に頑丈さを求めたいから、という理由よりもM6サイズの「ハードロックナット」が余っていたから、という理由の方が実際上は正しいのですが、最も可動する部分であるため結果としてここはハードロックナットが正解だったと思います。

 

 ゴムのワッシャーはネジ頭分のスペースを作り出すために入れたのですが、ナットの締め付けでワイヤーベンダーの動きを調整する役割がなんとなくあるっぽい。

 

 蝶ナットは持ち手の補助として導入。金具と金具が重なる時に、力を入れにくくなるのを解消するためでしたが、最終的にはローレットナットを発見したため、そちらに変更をしています。

 

 

 実際に使ってみると、以外に使えることが判明。

 

 

 調子にのってどんどん曲げる素材を変えていったら、M6のステンネジのあたりで自作ベンダーの方のボルトが歪んでしまいました…。よく見ると、歪んだボルトは素材がステンレスではない。素材選びは大切だと実感です。

 

 …ということで、あらためて工具箱を漁り、組みなおしたのが以下の写真です。(M5で10mmのスペーサーってなんで持っていたんだろ?)

 

早く目的を持って曲げ加工をしたい。
早く目的を持って曲げ加工をしたい。

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コメント: 1
  • #1

    810たけし (月曜日, 05 9月 2022 22:18)

    ハジメマシテ
    第1作は失敗?つまり板側が薄くて負けたということですか?
     NO2それの改善策で成功例ですね 
     私はHC 羽子板ボルト付きをみつけてyoutubeをヒントに作りました。でもあなたの作り方を拝見しこちらのほうが作動的にいい感じですねなる早で修正したい これとおんなじ考えはブログー自作工房です
     質問ですがNO1の板の後ろにあるチョウネジはどのような意味が有るのですか?これが知りたいですねよろしくお願いします