リクセンサドル・サポーター

 以前の記事の補足というか蛇足になります。
 以前の記事の補足というか蛇足になります。


 上記の写真をよく見てもらえればわかることですが、今回のリクセンサドルにはサポーターがついています。


 このようなサポーターを取り付けた理由としては、自分の荷物が重すぎるという欠点を自分では直すことができないため。ようするに、どうしてもカバンが重くなってしまうために起こる「リクセンアタッチメントおじぎ現象」への対策を行ったということなのです。


 ここで、「おじぎ現象」への補足をしておきますと、自分はリクセンのアタッチメントをサドルレールに取り付け、リアキャリアと組み合わせることによってワンタッチで大容量の荷物を運べるようにしています。


 もちろん、この状態では「おじぎ現象」は起こりません。


 けれど、いつもいつでも大容量の荷物を運ぶわけではないため(だから何個かのカバンのリクセン化を行っている訳で)時にはリアキャリアを外して走行したい欲求にも駆られます。


 春、朝霧高原に向かう途中での一枚。
 春、朝霧高原に向かう途中での一枚。


 上記の写真から、アタッチメントの「おじぎ現象」が確認できると思います。

 

 この頃は、リアキャリアを外した代わりに荷造り用のベルトをシートポストに引っ掛けて、よしんば外れた際の保険をかけていました。とりあえず、リアキャリアがなくても走行中にカバンが外れるような事態にはなりませんが、「おぎじ現象」は無くなりませんでした。


   これは、いくらアタッチメントを締め付けても一緒なのですよ。

 

水準器の気泡に注目。水平にセットしたサドルが前上がりに変化していました!
水準器の気泡に注目。水平にセットしたサドルが前上がりに変化していました!


 結局、カバンの重さにサドルが傾く事態(まあ、シートポストを変更した際の締め付けが甘かった可能性もありますが…)にいたって、なにかよい補強方法はないかと考え続けていたのです。

 

 そこで思い至ったのが、

 

 S字フックを使う方法です。左はノーマル、右は曲げ加工済みです。
 S字フックを使う方法です。左はノーマル、右は曲げ加工済みです。
 カットして、
 カットして、
 取付けます。
 取付けます。
 サドルレールに固定したパイプに引っ掛かって、おじぎを予防する理屈です。
 サドルレールに固定したパイプに引っ掛かって、おじぎを予防する理屈です。
 下からの図。ワイヤーの溝に引っ掛かるようにしています。
 下からの図。ワイヤーの溝に引っ掛かるようにしています。


 S字フックは、ホームセンターのものを利用しました。

 

 理由は、耐荷重が8kgだったから。100均のものは、1~2kgのものや不明のものが多かったため、選定外としています。正しい使い方をしていないので、耐荷重の表記があてにならないことはわかっていますが、気休めとしてはある程度の説得力を持っていると思っています。

 

 

 さて、肝心の効果についてですが、まあまあかなと考えています。

 

 

 前回と同じ条件で走行している訳ではありませんので、これでバッチリだとは書きませんが、いまのところ「おじぎ現象」の気配はありません。今春、再び朝霧に行くこととなりましたら、同じ条件での確認を行いたいとは考えています。

 

 ちなみに、走行中の安定感も増したように感じるので、今後の定番化として行く方向性で検討を進めています。

 

 とりあえず、既にリクセンサドル化を行ったちゃりん会のみなさま、追加で補強もいたしますので、気軽にお声掛けくださいね!