「リクセン化」とは、リクセンカウルの「アダプター・プレート」を普通のカバンに取付けて、リクセンのアタッチメントで活用できるようにすることという認識を持って生きております。
今回は、ノースフェイスのリュックを「リクセン化」するべく、なにやら行った対策の記録です。
まず、自分の行うリクセン化の前提として「重さはキャリアに支えてもらう」という思想があります。これはつまり、アタッチメントですべての重量を支えるのではなく、あくまでキャリアに固定するための仕掛けとしてのリクセン化と考えているのです。
理由は、ワンタッチで固定できるリクセンの仕掛けを最大限に生かすとともに、取り外した際のカバンの実用性を重視しているため。
100均のワイヤーネットなどでリクセン化している例を見かけますが、カバン単体としての実用性にぼんやりとした疑問を感じていました。というか、最初にユニクロのカバンをリクセン化した際は、背負う側(カバンとして使用する際の自分側)に「アダプター・プレート」を取付けたところ、通常のカバンとしては使い難く感じた(荷物が多いとプレートが当たって痛い)事実があるのです。
このあたりをなんとか対策したいと考えていたのですが、その結論が、「カバンの前面にアダプター・プレートを取付けること」でした。
最初に、アダプタープレートを取付ける際の補強板として選んだのが「フォーレックス」(アクリルサンデー)の「低発泡塩ビ板」です。軽さ、硬さ、色、値段などを考慮してこちらの素材にしてみたのですが、結果としては大失敗。リュックの素材がターポリンだったため、普通の接着剤では全然接着出来なかったのです。
補強板の強度UPを考えて、なんとか接着をしたかったのですが、ターポリンの接着というのは、難しくお高いらしいので、潔く接着を諦め、ネジ留めによる補強を行うことに切り替えました。
ということで、新たな補強板としてホームセンターでまな板「カラーズ食器洗い乾燥機対応まな板〈中〉」(パール金属)を買ってきました。わざわざホームセンターに行ったのは、色と厚みを求めてのこと。100均のまな板は1.5mmのものばかりだったので、頑丈さを求めて2mmのものにしたのです。
失敗作からカタドリをしたので、作業はスイスイと進みまして、
ポンチやドリルを駆使したところ、取付け自体はアッサリと終わりました。
走行中にベルトなどを巻き込まないように上手くまとめる必要があると思いますが、リュックとしての機能は損なっていないため、前面に「アダプター・プレート」がでしゃばるデザインが気にならなければ、なかなか便利だと思います。
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