ハンドル迷走中①

 ストライダのハンドルについて性懲りもなくあれこれ考えています。といっても、やりたいことは既に決まっています。EVOのハンドルは「変形ハンドルの逆付」をして取り付けているのですが、このポジションが思いほか良かったため、LTにも取り入れたいと考えているのです。


 ブレーキの効きに対する対策を行ったのもこの一環でした。まあ、ギドネットレバーを今後も使い続けられる目処が立ったため、いよいよハンドル部分に取りかかりたいと思うのです。

 

 今回の問題点は、変形ハンドルとギドネットレバーの相性がどうにも良くないこと。

 

 このブレーキレバーを取り付けるには直線部分がある程度長くないといけませんが、そもそも変形ハンドルは直線部分が短いのですよね。普通に取付けると「ザリガニに威嚇されたようなスタイル」になるため、前回の時はハンドルの付け根部分に無理矢理押し込んでみましたが、変形ハンドルを逆付するとこの手も使えなくなりますし。


 直線部分がもっと長ければいいのに・・・

 

 そう考えて、ハンドルの延長工作を行ったりしましたが、素人の浅はかな小細工ではブレーキレバーを取り付けるに足る強度が出るはずもありません。結局、妙なハンドルの状態―これはこれで握りやすい部分もあった―でしばらく運用していました。

 
 しかしですね。とうとう見つけたこちらのパーツによって、解決策を思いついてしまったのです!

 

 短くするとブロンプトンのMハンドルにも取付け可能の一品
 短くするとブロンプトンのMハンドルにも取付け可能の一品


 これはハンドルブレースという、ハンドルの強度を上げるためのバイク用品です。バイクのハンドルパーツには22.2mmの規格のモノも多く、以前から「流用できるものはないか」気にかけていたのですが、別件で立ち寄ったラ○アンドロードで、丁度よいものが見つかったという次第です。

 

 なにが丁度よいのかというと、径が22.2mmであることと、ハンドル幅に合わせて長さを調節することが可能だということ。ねじ込むことで長さの調整をするタイプならば、その気になれば二つに分離することが出来る(のではないか?)ということです。

 

 ストライダのハンドル工作のキモは折り畳めることだという(勝手な)不文律があるため、この点に配慮した工作をするためにあれこれ考えいましたが、このパーツの発見によって、このあたりのハードルを突破出来たと思えたのです。

 

 では、具体的にどのような対策を考えているのかといえば、このハンドルブレースとキャリーミーのハンドルセットを組み合わせて、変形の分割式ハンドルを自作しよういうことなのです。

 

 ハンドルブレースはアルミ製で、そもそもがハンドルの強度を上げるための部品のため、ブレーキレバーの取付け台座として(たぶん)不足はありません。キャリーミーのクランプは、22.2mmのハンドル用なので22.2mmのハンドルブレースとの相性?はバッチリです。

 

 キャリーミーが新型のハンドルに切り替わったため、旧型となった折りたたみハンドルが入手出来るかが不安でしたが、そこはロー○世田谷さんがバッチリと手配してくれました。

 こうして、用意したパーツは、

  ○ハンドルブレース
  ○CMの折りたたみハンドルセット
  ○CMのクランプ(↑セットに含まれているが予備で)
  ○各種ボルト

となりました。

 

 早速、LTのハンドルをバラして、仮組をしてみます。

 

 ①変形ハンドルを逆付けした状態
 ①変形ハンドルを逆付けした状態
 ②ハンドルブレースとCMクランプを組み合わせた状態(無加工)
 ②ハンドルブレースとCMクランプを組み合わせた状態(無加工)
 ③ギドネットレバーを仮付けした状態
 ③ギドネットレバーを仮付けした状態

 

…なんか、イメージしていたのと違う。

 

 

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