サドルにリクセンのアタッチメントを取付ける土台作りがなにやらシリーズ化してまいりました。
ありがたいことに、今回は依頼を受けての製作となります。というのも、毎回自分のサドルばかりでは数に限りがありますし、緊張感も生まれません。けれど、依頼を受けたということは責任を引き受けることになるわけで、緊張感が違います。
またサドルのバリエーションも様々なため、あれこれ考えを巡らせることも多くなり、単純に楽しい。
なにより予算が相手持ちですし!
…誤解の無いように補足しますと「部品代など実費の負担をお願いしている」という話であります。
この作業はあくまで趣味の一環として行っていることなので、作業に対する対価は求めておりません。自分にとっての対価とは、工夫する機会であり、依頼相手の笑顔に他なりません!
…はい。何を書いても胡散臭くなってきたので、今回の本題に入ろうと思います。
今回の依頼は、「ADAMO PELOTON」(ISM)に「ライトバッグKF875」(リクセンカウル)を取付けるというなにやら既視感のあるもの。というか依頼人が前回と同じ方なのです。新しく買った自転車にもこの土台が欲しいということで、結果として同じような依頼をいただいたのです。
材料として用意したのは、以下の通りです。
○アルミアングル
○M6×40mm ステンキャップボルト
○ステンレスの袋ナット
○IGステンレスパイプ
○ブッシュゴム
○薄板用穴埋めキャップ 26 黒
今回の作業のポイントは、前々から試したかったアルミのアングルを使用したこと。シートポストのクランプ部分がフラットのため、土台の素材は何でも良かった(特に削り込む必要がない)のですが、強度的にはこれで問題ないと思うのですよね。
あとは、色使いが絶妙の車体なので、その雰囲気を壊さないようにちょっと色をつけてみた点ですかね。パイプ部分には缶スプレーを使い、ボルトはマニキュアに浸しての色づけを試みています。
以上です。
最後の写真は、後日あわてて撮影した車体です。自分の写真の撮り方が残念以外の何者でもないですが、とにかく「ステキな車体だ!」ということはこの写真でも伝わるだろうと信じています。
この後、ご自身でリクセンの土台にさらなるカラーカスタムを施されたりしておりましたので、機会があれば写真を差し替えたいと思っています…。
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