Frogハンドル再々交換(上)

 通勤用として購入したはずのBDーFrogですが、なにやら通勤以外に走行する距離が増えました。特に記録を残していませんが、羽村に行ったり、手賀沼に行ったり、スカイツリーを見に行ったりと、あれこれサイクリングを楽しむようになり、気付けば結構な距離を走行していることに・・・。

 そのため、長時間の走行に対応できる様に、ハンドル部分にテコ入れをすることにしました。といっても、今のハンドルでも羽村88kmの実績があり、無理矢理換えなければならない理由もないのですが・・・。なんというか、気分ですね。

 

 一応、それなりに理由をこじつけてみると、

 

 ○ライズ部分が欲しかった。
 ○握る部分を太く厚くしたかった。
 ○バックミラーを見やすくしたかった。
 ○使っていないハンドルを活用してみたかった。

 

という感じでしょうか?

 ポジションを増やしたかったり、握り心地を換えてみたかったり、バックミラーの半分ほどを占める自分の手を何とかしたかったりと、様々な理由を挙げることは可能ですが、単純に言えば、「ショートブルホーンバーⅡ」(KHS)を使ってみたいのです。

              残念すぎる視界
              残念すぎる視界

 

 実は、以前にハンドルを交換した際に、このハンドルを取り付けられずに断念していた残念な経緯がありました。その時の問題点とは、

 

  A:ギドネットレバーがはみ出す。
  B:そもそもステムに入らない。

 

の二点です。今回はそれらの障害を克服する目処が立ったということが、ハンドル交換に踏み切った理由としては一番大きいのではないか・・・と、なにやら自己分析めいた言い訳をしてみたり。


 まず、「ギドネットレバーのはみ出し問題」については、


「取り付け位置をステム寄りにすることで解決しました!」      


・・・文章にすると、小学生でも思いつくレベルの解決策っぽいですね。なので、より詳しい説明をつけ加えさせていただくと、23.8mmのハンドル部分ではなく、25.4mmのバデット部分(クランプされるところ)にブレーキレバーを取り付けることで、この問題を解決したのです。

 このために、取り付け金具を自作しているのが苦労した点で、金具の素材に「co828(スチールバンド)」(リクセンカウル)を使っているのが工夫した点です。

               金具の素材です
               金具の素材です
     こちらは、バラしたギドネットレバーのバンド部分です
     こちらは、バラしたギドネットレバーのバンド部分です
   左が「CO828」で、右がギドネットレバーの元々のバンドです
   左が「CO828」で、右がギドネットレバーの元々のバンドです
           こんな形状になるように頑張りました
           こんな形状になるように頑張りました
    CO828のネジ穴(M6)に合わせて、受けの金具を拡張します
    CO828のネジ穴(M6)に合わせて、受けの金具を拡張します
      仮組み図:ハンドルの太い部分にガッチリ留まっています
      仮組み図:ハンドルの太い部分にガッチリ留まっています

 

という感じで、なんとか実用に耐える形になったように思います。

 

 まあ、他にこんなことをしようとする人もいないと思いますけど、ブレーキの元々のネジがM5×20だったので、そこをリクセンの金具に合わせてM6×20のステンボタンキャップのネジにする必要があった点と、ネジの径が変わるためブレーキのネジを受ける金具を拡張する不可逆な改造が入る点に注意が必要です。

 

            折角なので、塗ってみました
            折角なので、塗ってみました

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