バーディーポーターを活用①

 輪行の為に装着したバーディーポーターには5mm×2と6mm×2のネジ穴があいています。これらを有効活用するべくあれこれ施した対策の顛末がコチラです。

 

 その① リア用ドロヨケ

 

 純正のドロヨケが入手できなかったため、折り畳みのフェンダーを流用することは、Frog購入当時からの規定事項のようなものでした。

 当初は、「ロード・クロスバイクマッドガードリア用」(あさひ)をわざわざ二つも購入し、アーム部分を組み合わせることで、輪行の際にも邪魔にならない常設のドロヨケを作る目論見でありましたが、諸般の事情でバーディポーターへの取付が挫折に終わってしまいました。

       挫折した可動式アーム構想。
       挫折した可動式アーム構想。

 元々がパイプに取付ける仕様になっているので、バーディーポーターの平らな部分にフィットしないのですよ。

 

 そこで、平らな部分に付かないのであれば、丸い部分を作ればいいという考えで、巻きステンレスのパイプをバーディーポーターに組み付けてみました。

   ホームセンターで見かける金具です。
   ホームセンターで見かける金具です。
 25mmの巻きステンレスに穴をあけています。
 25mmの巻きステンレスに穴をあけています。
 適当に合体。金具の穴も適当に拡張しています。
 適当に合体。金具の穴も適当に拡張しています。

 そして、そのパイプに「SWーPS1R」(フリンガー)を普通に取り付けてみたのです。この方式にしてようやくドロヨケは取り付けられたのですが、2つの問題がありました。

 

 ①どうしてもパイプの分だけ出っ張ることで、折り畳み時にスマートではない。・・・というか、折り畳み時のクリアランスがギリギリで、いつかのボトルロックの様に、輪行中に段差でガリガリ引っかかりそう。

 

 ②バーディーポーターとパイプの隙間がなにげに狭いので、着脱が簡単に出来ない。

 

 そのため、しばらくはブラケット(土台)部分だけを取り付けた状態にしておき、雨が降ったらフェンダー(本体)部分をネジ止めするという、ワンタッチフェンダーの誤った使用法みたいな行動で凌いでいました。

 けれども、いずれフェンダー(本体)部分を忘れた時に限って雨が降るという、自分にはありがちな事態が起こり得るという不安からは逃げることが出来ませんでしたので、なにやら対策を考えた結果・・・


 結局、バーディーポーターに土台をネジ止めしたのです。

 

 土台となるのは、あさひのドロヨケのブラケットとフェンダーの組み合う部分。一番最初の写真の左側のパーツに見えるちょっとした出っ張りですが、これを平らに削ります。そして、ネジ穴に合わせて穴を開け、バーディーポーターに直接ネジ止め出来るようにしました。
 
 振動対策ということで、皿バネ付きのビスを使ってみたり、ゴムの「プッシュインラバーナット」(八幡ネジ)で覆ってみたりしています。
 フリンガーの折り畳み部分の角度調整用のギザギザとあさひのギザギザがそれなりにかみ合うため、振動でフェンダー角度がズレることはありません。角度的にも(上限いっぱいですが)なんとか収まりました。

 

 トラベルエージェントにも干渉しない角度です。
 トラベルエージェントにも干渉しない角度です。

 とりあえず、リアに常設のドロヨケが付きました。これで急な雨でも安心ですし、日々フェンダーを持ち歩いているか確認する必要から開放され、心安らかになれそうです。

 

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