ストライダEVOには有線式のサイコンを取り付けました。
有線式を選んだ理由は、単純に無線式では電波が届かないからです。より正確に表現をするならば、適正範囲を超えているとなりますか?無線式の有効範囲は70cm程度なのですが、ストライダのハンドル部分に取り付けた場合には80cmを超えてしまい、有効範囲外になってしまうという事なのです。
もちろん、即座に無線式が使えないということではありません。混信防止の為に最大が70cmに設定されているという話で、「受信距離はあくまでも目安です」と説明書にもあります。実際、LTの時にはストラーダやベクトラといったワイヤレスモデルを使っていましたし。こういうのは個体差もあるのですかね?
今回、それでも有線式にこだわったのは、安定感を求めてのこと。
無線式の時は、時折、電波を拾っていない?と感じることがありました。電池が弱くなると、それが顕著になったように思います。感覚の問題なのかもしれませんが、とにかく、気になったから対策をするのです。
ということで、「VERO9」(キャットアイ)を購入しました。サイコンは、分解してみるとこんな感じ。
当初はケーブルをまるごと交換するつもりでしたが、+-を間違えそうなので、間をコードで繋ぐ方式にしました。この時の注意点は、元々のコードをカットする場所だと思います。今回は、ステム部分の曲がりが強烈なことを見越して、半田付けした場所がそこに来ないようにと長めにカットしています。
まずは、ブレーキアウターにケーブルを繋ぎ(テープで貼り付け)ました。ブレーキアウターを抜く際に、コードを運ぶという目論見だったのです。けれど、ステム部分の強烈なカーブの影響で、コードがアウターから取れてしまうのです。何度目かの挑戦中に、ガイドにしていたインナーケーブルまで抜けてしまうアクシデントに発展。
結局、①フロント部分を脱臼させて、②インナーケーブルを下から押し込み、③インナーケーブルとコードを繋いで引き出す、という方法でなんとかコードを通すことに成功したのです。
とりあえず、フロントについては、下から押し込んだ方がアウターなどを通しやすい(ステム部分の曲がりの影響で、上からではどうやっても押し込めなかった)コトが分かりました。また、脱臼させるのはやりすぎだということも分かりました。素直に、ステムの穴から作業してやればよかったと後悔しています。
この後、コードの位置を調整して、センサー部分のコードと半田付けして、あとはグイグイとフレームに押し込んでおきました。これで、延長した分のコードはすべてフレームに収まりましたので、対候性については心配しなくて良いかと思っています。
サイコンの固定場所ですが、今回は「YLP04900」(GIZA)というハンドルバーマウントを用意しました。理由としては、①サイコンを中心に置きたいこと、②輪行時の持ちやすさの2点です。
②については、輪行の際にステム部分を掴むことが多々ある為。LTではステムにサイコンを取付ていましたが、この部分にサイコンがあるのはつねづね邪魔だと感じていました。さらに、LTと違ってEVOはステム取付部分に補強が入っている関係上、結果として掴む部分が少なくなっている(ステムの真ん中を持つことになる)ため、どうしてもステム以外に取付けたかったのです。
こちらを、ハンドル部分に固定して、サイコンを取付けて完成です。労力に見合う結果とは思えませんが、とりあえず形になってよかったとホッとしています。
なにか、不具合があったら追記します。
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sextel (金曜日, 17 11月 2017 23:42)
litkup