Frog/ドロヨケの自作

 通勤で使う自転車にはドロヨケが必須だと思います。雨が降ったら乗らないという主張には説得力がありますが、雨が降りそうな時、もしくは雨上がりにも乗らないのかといえば―それはすでに論点の異なる話なのかも知れませんが、そこまでの状況を想定しているなら―ドロヨケはあった方が良いという話にもそれなりの説得力があるのではないでしょうか?

 まあ、泊まりがけの際には一泊分余分に荷物を用意するなど無駄に不測の事態に備える(あげく学生時代にドラえもんとあだ名された)自分としては、天気の状態に関わりなく、備えがあるという安心感を大切にしています。「備えあれば嬉しいな」というヤツです。

 

 ということで、BDーFrogにドロヨケをつけましたという話です。

 

 さて、Frogには純正のドロヨケというものが存在するのですが、残念ながら日本では入手できません。しょうがないので自作をすることにしましたが、これまた前例が見あたらないという困った事態に。

 

(し○やのブログにある、FrogにMORTOPのフェンダーを取り付けた例にはこの時点で気づかなかった…)

 

 BD-1のドロヨケ自作についても検索をしてみたのですが、なかなかFrogに応用できるものが見あたらない。アリモノを加工するのが楽チンなのですが、そもそも16インチのドロヨケが見当たらない。このサイズのドロヨケって需要がないのですかね?


 とりあえず、ベンダーフェンダーなるものを購入してみました。

 

 サイズに関係なく取り付けられる商品なので、あれこれ検討した結果、まずリアに取付けたりしてみました。取付けた感想としては、ただ付いている感じで、どこまでドロヨケとして機能しているのか甚だ疑問といったところ。結局、ブルホーン化の際に邪魔だったので取り外し、道具箱の中で眠らせるなどの紆余曲折がありましたが、

 

 ようやく、アイデアが浮かびました。

 

どうせ使わないのならばと思い切ってカット。
どうせ使わないのならばと思い切ってカット。
カットしたことで出た余分な所をさらにカット。
カットしたことで出た余分な所をさらにカット。

 これらをロックタイで組み合わせて、前輪固定ボルト(タイヤ止め)のネジ穴に低頭ネジで留めてしまえば、フロント用のドロヨケの完成です。


 フロント用のドロヨケには、折り畳みに支障が出ないことが絶対の条件だと思います。この方式では、スイングアームを折り畳む際にはドロヨケを手で跳ね上げる一手間が必要となりますが、折り畳みに支障が出ないという点についてはなんとかクリアできたと思います。

 走行中のタイヤに巻き込まれないよう、スイングアームにはロックタイによるストッパーを設置していますし、逆に跳ね上がらない様に、スイングアーム取り付け部の段差にガッチリと引っかかっています。とりあえず、これで走行中にバタついて困ったことはありません。

       ロックタイのストッパー
       ロックタイのストッパー
        段差に引っかかる図
        段差に引っかかる図

 前述の通り一手間かけないと折り畳めない点では純正のものに及びませんし、Fサスの方までガードしてくれない点ももどかしい出来ですが、足元への撥ね上がり防止には役立っていますので、適当に自作したドロヨケとしては「まあまあ」というと過大評価でしょうか?


 ないより、マシですよ。

 

 

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    seks tel (金曜日, 03 11月 2017 21:57)

    Ponichtera