ブルホーンバーの交換

 BDーFrogのハンドルをステムと同時に交換していたという話です。

 ハンドルを交換した理由は、現行のものでは幅が広すぎるから。ストライダの乗り心地を求めて、わざわざ捜し求めた幅広のハンドルだったのですが、残念ながらFrogには合わなかった模様。乗車姿勢の違いに由来するのかどうか判断に悩みますが、とにかく乗っていて違和感があるとくれば、対策するしかないのです。

 今回選んだのは、「B263AA」(日東)のブルホーンバー。

 

 選定のポイントは、380mmという幅の狭さ。前回とは正反対ですが、これは「ショートブルホーンハンドルⅡ」をすでに持っているから成せること。幅が狭すぎた場合には、このハンドルを使えばいいという余裕がもたらしたサイズ選定なのです。

 

 もう一つポイントは、ライズが無いモデルということ。コーダブルームのブルホーンバーでも、ライズ部分をカットしてバーコンを取り付けていましたが、変速時の持ち換えの距離をちょっとでも減らせればと思い、ライズのないモデルをチョイスしたのです。

 

 お店にお願いした作業を、個人でやり直すことに抵抗がありますが、まあ、困ったら泣きつけばいいやと割り切って作業します。

 

 バーテープをはがして、バーコンを取り、ブレーキを緩めて、ブレーキレバーをはずして、ハンドルを交換してからは逆の手順の繰り返し。意外にあっさりと出来たように思います。トラベルエージェントを取り付けたりするわけではないので、当然といえばそうですよね。

 

 さて、肝心の乗り心地については、快適そのもの。やや内側に向いたハンドル先端も、思ったより握り易いです。最初は窮屈な感じで「幅を狭くし過ぎたか」と後悔もしましたが、慣れるに従ってハンドリングの快適さを実感できるようになり、今ではもう少し幅が狭くてもよかったかもしれないと思うまでになりました。
  
 もっとも、これ以上幅が狭いとBillionのギドネットレバーが使えなくなる(はみだす)ので、これがギリギリの幅ですね。

 

 そういえば、選定のポイントの最後の一つがバテッド(ハンドルをクランプする肉厚の部分)の形だったと思います。これが狭いものは、すっきりとしていいですよね。