Frog/ハンドルポジション変更構想②

 BDーFrogのハンドルをもう少し前に出したい、という構想を実現するべくなにやら画策しています。

 ここで、通常ならアヘッド化してしまい、アヘッドステムで調整していくと思います。けれども、今回はスレッドステムを探すことにしました。理由としては、そちらの方がシンプルそうだから。

 

 プランとしては、シートポストなどの径を合わせるシムをいれて、スレッドステムを挿して、クイックレバーで固定するというもの。元々のハンドルポストからして、クイックレバーで固定されているだけなので、こんなんでもいけるだろうと推測した訳です。BD-1系だからこそのスレッド化でしょう。

 

 …ということで、

 

ハンドルバークランプ径が25.4 (ハンドルバーをつかむ所)
ステムコラムクランプ径も25.4 (ハンドルポストに挿す所)

色は黒、を探したのですが、どこにも見あたりません。

 

 ネットで探した感じでは、コラム径とステム径の表記がゴッチャになっている様で(自分の頭の中もですが)、非常に判断が難しい。これは、自分の足で探す方が確実だと思い、サイズ感を掴むために、繰り返し22.2mmのパイプを握りました。握って、サイズ感が分かるようになった気がするまでひたすらこれを続け、なんとなく感覚を掴めた様な気がするところで、「握ってみて大きいと感じたステムを取り寄せられないか質問する作戦」を実行したのです。

 

 かくして、店舗でステムを握り歩く不審人物が現れました。

 

 一度、セ○サイクルでそれらしいサイズの可変ステムを見つけたのですが、お店の人に取り合ってもらえなかったことを考えると、大した不審人物ぶりだったと思います。

 最終的には、あ○ひの実店舗で見かけた折りたたみ自転車のハンドルポストを保守扱いで取り寄せて貰いました。

 

       適当に切断しました。
       適当に切断しました。
        重さは236g
        重さは236g

 

 ハンドルバーを外し、ハンドルポストをゴリゴリ切断します。結構分厚いアルミだったので、切断には苦労しましたが、切断したステム部分は236gで、純正ステム134gとハンドルポジションチェンジャー202gの合計よりも軽くなりました。何気に満足感が高いです。

 シムを2枚噛ませて、ハンドルポストを挿入し、クイックレバーで締め付けます。

 これだけで、本当に乗れるようになりました。ハンドルは純正よりも気持ち前に出ただけなのですが、これによって肩の部分なども持つようになり、走行中のポジションの選択肢が確実に広がりました。

 

 半年以上が建ちますが、ステムが緩くて問題になることはありません(一度ダンシングをしようとしてハンドルが曲がったことがあるので、ダンシングはそれ以降していませんが…)。

 そのうちポッチをつけようと思っています。問題点は、手持ちのハンドドリルだけでは、精密な穴をあける自信がないこと。


 いずれ、卓上ボール盤を購入してしまいそうな自分が心配です。