ストライダのブレーキケーブル交換

　LTを購入して２年以上経っているので、アウター・インナーともに交換の時期になりました。そこで、LTとEVOのブレーキ交換作業を自分でやることにしたという話です。おそらく、誰の役にも立たない情報であることをあらかじめ明記しておきます。

　EVOを買ったお店（ロー○世田谷）は「（LTも）いいですよ」と言ってくれていたのですが、この時はEVOの納車前で、ブレーキレバーをどうするか悩んでいた時期だったため、その場ではブレーキアウターだけを買って帰っていたのです。

　そう、アウターだけ買って帰ったのです。

　当初は、LTのハンドルなどをEVOに移植する予定だったので、LTのアウターを交換して、インナーには以前の変形ハンドルに付属していたインナーを使用。EVOのアウターはギドネットレバーを付けるためにカットするため、インナーはそのまま使い回す･･･はずでした。

　ところが、LTをギドネットレバーのままで行くことにしたため、LTについては、アウターを交換して、EVOのインナーを使用することになりました。

　要するに、アウター・インナーの交換なのに、新規に購入するのはアウターだけでいいというセコい話です。

　ストライダのブレーキアウター交換は面倒と思っていましたが、やってみるとそれほど大変ではありませんでした。

　未来の自分の為に、手順を確認しておくと、

フロント側の場合

①ブレーキアウターを下から引き抜く
　（この時、アウターのキャップは引き抜かない）

②新しいアウターを下から入れる
　（インナーをガイドにするため）

③ステム？の部分で引っかかるので、六角レンチなどで押してやる。
　（穴から見える）

④無事に出てきたら、キャップをハメて完成。

　ポイントとなるのはステム部分の引っかかりをどう取るかぐらいで、今回は穴から見えるインナー部分をレンチで押し込んでいたら、アウターもつられて曲がってくれました。

リア側の場合

①リアも同様に下から抜いて、下から入れる。

②頂点部分にあるバネを無くさないように心掛ける。

（バネ部分にシリコンスプレーをかけて滑りをよくしてから作業すると快適）

　インナーをガイドにすることさえ徹底していれば、大きな問題にはならなそうでした。あとは、アウターケーブルの長さの調整ぐらいですかね？今回は、アウターを必要以上に短くしてしまった（切断面を整えるのにヤスリをかけすぎた）ため、アウターケーブルを引き出す無駄な苦労（本当にギリギリだった）をしてしまいました。

　そこで、次回交換の為に、LTのアウターの長さをメモしておきますと、「フロント：1050mm　／　リア：1160mm」のようになります。これは、ギドネットレバーを取り付けるためにカットしてしまったアウターの長さなので、普通のストライダはこれよりも長くなります。つまり、誰の役にも立たない情報ですからね。

　さて、あとはブレーキを調整するだけだったのですが、なんということでしょう。

　やたらとブレーキが効くようになりました。

　フロント部分も、ヂンとかリンとか鳴らなくなった上に以前よりも良く効くのです。これは、新規にブレーキアウターを変えたからだけでは説明が付かないほど。要するに、

　前回の自分がとても下手くそだったと。

　アウターを短くしすぎた結果が、実は丁度よい長さになったのかも知れませんが、それも調整の範囲内だと思います。ということで、ギドネットレバーでは引き代が合わないけれど、調整がちゃんと出来る人なら問題ないと言えるのではないでしょうか？

　以前のものに、追加とお詫びをしておきたいと思います。