ストライダハンドル再考③

 結局、構想がまとめられないながらもそれなりの形に落ち着いてきたような気がします。人生、なるようになるんですね。

 とりあえず、EVOも納車され、LTのためのハンドル構想もまとまったところで、ハンドル交換作業に入ります。

 まず、変形ハンドルをバラします。とりあえず556を吹いて、グリップを外しました。竹串などを使って隙間を広げながら、ちょっとづつグリップを弛めていくとやりやすいと思います。別段、グリップを再利用する予定はないから切断した方が早いことは分かっているのですよ?けれど、モッタイナイ精神が無駄な作業を後押ししている訳なのです。なるべく現状復帰が出来るように心掛けている作業している、というのは良くできた言い訳ですよね。

 変形ハンドルとEVOの両方を外して、使う予定のない4つ(以前の変形ハンドル分をふくめると6つ!)のグリップを道具箱に放り込み、ハンドルの切断に取り掛かります。

 

LT用
 ブレーキレバーを変形部分ギリギリに付け、前回用意したグリップを付けて、余った部分をパイプカッターで切り落とします。 

 

EVO用
 LTに付けていた変形ハンドルを、さらに切り詰めます。バーエンドをギドネットレバーにもう少し近づけるためと、以前に切断した際に若干左右の長さが違っていましたので、それの修正も兼ねています。

 

 内側に出来たバリは半丸ヤスリなどを駆使して削り、自己満足度だけが高い仕上がりに。

 

 ここで、ちょっと仮組してみました。

 

 LTに取り付け、ブレーキレバーが干渉しないかどうかを確認していたのですが、グリップもブレーキもついていない状態のハンドルを見て、ふと思いつきました。


 「(変形ハンドルって)左右逆でも付くんじゃね?」


 イメージとしては、前方への突き出し量は変わらず、持ち手部分が下がる感じです。元々、もう少し下を持ちたいと思っていたため、駄目元で取り付けてみたところ、普通に付きました。

正面から見たトコロ。
正面から見たトコロ。
横から見たトコロ。
横から見たトコロ。

 

 「どうせ、折り畳むと邪魔になるんだよな」

 

…と思いながらハンドルを畳んで見ると、なんということでしょう!見事にスッキリと収まったではありませんか。

ギドネットレバー付きが通常の変形ハンドルです。
ギドネットレバー付きが通常の変形ハンドルです。

 湾曲したハンドル部分が本体に寄り添い、変形ハンドルの通常の折り畳み状態よりも収まりが良くなっているのです。

 バーエンドバー部分はやや突き出しますが、折り畳んだペダルよりも突き出していないため、輪行袋にも問題なく収まりそう。(というか、あからさまに問題ないですよね)

 

 ・・・・・・。

 

 ・・・。

 

 コレ、面白い。


 ストライダのハンドル構想が、白紙に戻った瞬間です。

 

 

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