ストライダハンドル再考①

 BD-Frogで前傾姿勢に慣れたからでしょうか?ストライダのハンドル位置をもう少し下げたいと思うようになりました。ギドネットレバーを掴みながら、「この辺りまで下がるといいな」と思う自分に気づいてしまったため、なにやら対策を施します。

 まあ、新しくEVOを購入するにあたり、ハンドルをどうするかというのはかねてからの懸案事項でありました。現LTで採用している「なんちゃってブルホーン」を移植する方向ではありますが、そうした場合にはLTのハンドルをどうするかという話になるわけで。どのみち、ハンドルについては再考する必要があった訳です。
 
 とりあえずですが、ノーマルのハンドルのままで乗るつもりはありません。なんちゃってブルホーンの乗り心地が良いため、それをさらに改良する方向であっても、元に戻るという選択肢は考えられないからです。


 ということで、いくつか案を考えてみました。


①リアルブルホーン化案

 

構想:なんちゃってではなく、本当のブルホーンに出来ないかというもの。その際は、肩が落ちていてライズのある(バーエンドバーでは再現できない)タイプのブルホーンになると本格的で理想的。

 

問題点:クランプ径に22.2mmの縛りがあるため、適当なハンドルが見当たらない。仮にあっても、手持ちはハンドドリルだけなので、ポッチの穴あけなど精密な作業が難しい。

 

追記:「RB801AA」(日東)などがあった。

 

②分割ハンドル案

 

構想:バイクフライデーなどの分割式ハンドルとハンドルポジションチェンジャーを組み合わせて、折り畳み機能を維持したままハンドルを前方にかつ下方に移動できないかというもの。

 

問題点:分割式のものはステムの締め付けで外れないようにしているため、そのまま流用しても強度が出せないと思う。折り畳みを考えなければハンドルポジションチェンジャーの使用は可能そうだが、ハンドルが畳めなければストライダではないし。


③変形ハンドル自作案A(エクステンション)

 

構想:自分で変形ハンドルを作れば、もう少し下方にハンドルを持ってこられるのではないかというもの。素材には、エアロバーのエクステンションあたりが考えられる。3Tの「V V SHAPE」なんかよさげ。

 

問題点:結局、ハンドドリルだけでは精密な加工が難しい。


と、ここまでは自宅にバイスでクランプできるタイプの卓上ボール盤がないと作業が出来ない案ばかりです。折り畳みのためのポッチを左右に正確に開けるというのは、それなりの環境が整っていないと無理だと思い知りました。


③変形ハンドル自作案B(フランケン)

 

構想:ストライダに元々付いているストレートタイプのハンドルに他のハンドルを継ぎ足せれば、自分の好みの角度のハンドルが作れるのではないか?

 

 ということで、ハンドルを継ぎ足す方法を考えました。この方式なら左右のポッチを新規で作る必要がないため、実現の可能性が高いと思ったからです。
 まずは、ハンドルバーの内径ですが、計ったところ17mmでした。やや肉厚なんですかね。

 そこで、17mmのパイプを探したのですが、これが見事に見つからない。アルミパイプで17mmの規格があるのですが、取り寄せてもらおうと話をしていたら「強度がないからダメだよ」とホームセンターの店員さんに諭されてしまいました。

 旋盤などは持っていないので、自分で削り出すことも出来ません。

途方に呉ながらパイプコーナーを見ていたら、

 

「パイプジョイント19mm」(NY-937)を見つけました。

 

 内径が17mmと書いてあるので、とりあえず購入してみます。ハンドルの切れ端に填めてみたところ、スッポリとハマります。気になる点は、一個では気持ち長さが足りない所。ハンドルの両端に填め込んで、ネジで繋ぐというのもハンドルとしての強度には疑問がありますし。さらに、一個36gなので、二つ使ってネジを入れたら90gぐらいになるものを両側に取付けというのはいかにも重そう。

 やはり、継ぎ手は一個使いで、ネジで固定して強度を出すべきだろうかと考えていくと、やはりハンドドリルだけでは精密な作業が出来ないという最初の前提に戻ってきてしまいました。こうなっては仕方ありません。


④変形ハンドル購入案

 

構想:買って、付けるだけ。

 

問題点:特になし。