ストライダのハンドル考:試作編

 届いた商品は「BENDED STEER KIT」という名称で、「変形ハンドル(グリップ・ブレーキ付)・延長用ブレーキアウター・コネクター・ブレーキケーブル・ケーブルエンドキャップ」と、ストライダのハンドル交換に必要なパーツがすべて入ったセットでした。
 こちらはフロントバッグ同様「ギ○ステーション」で購入することが出来ました。…というか、これを買うついでにフロントバッグを買ったというのが正しいのです。時系列がアレですんません。

 さて、どちらから手をつけるかあれこれ考えた結果、どちらを先に行ってもインナーケーブルの切断という不可逆な作業が組み込まれるため、両方を試すという試みが破綻していることにいまさら気づきました。
 つまりは「バーエンドバー」か「変形ハンドル」のどちらかを決断するべき時が来たのですが、ここで、またしても決断できない人間の見本のような決断が炸裂して、

 

「変形ハンドルにギドネットレバーを取り付ければいいんじゃないか?」という謎の結論に至ります。

 

 まずは、「変形ハンドル」を取付けます。

 ブレーキの太鼓を外してハンドルを交換するという、説明書を見ていれば、なんてことなく終わる作業です。

 やり方を確認してから、ハンドルをバラします。グリップは556を吹いたら、スルッと外れました。

 「ギドネットレバー」を組んだ状態ですが、これだとまあまあそれっぽい?

 

 しかし、ストライダに取付けてみるとあきらかな違和感が…。

 

 まず、この「変形ハンドル」はやたらとハンドル幅が広くなるのです。610mmぐらい?イメージとしては、これまでのハンドル幅に、グニャっと前方へ曲がる部分を単純に足し算したような感じ。

 「ギドネットレバー」の出っ張り具合と相まって、なんだかザリガニに威嚇されてるみたいな感じです。

 そこで、ハンドルの切断に踏み切りました。

 けれど、そのまま切断すると「ギドネットレバー」が大きくはみ出してしまいます。そのため、ハンドルの折り畳み部分近くにブレーキを配置した状態で、バーエンドを握った状態で指が掛かるギリギリのポジションを散々模索しました。

 

 その結果、パイプカッターで片側65mmぐらいをグルグルと切り落とし、ハンドル幅を480mmぐらいまで切り詰めることにしたのです。

 

 その結果がこちらです。


 バーエンド部分には、試した中では一番握り心地が良かった、Giantの「CONTACT AL BAR END(コンタクト AL バーエンド)」を使用しました。

 バーテープも巻きつけて、なんちゃってブルホーンのような外観に。…「ブルホーン」というか、「コクワガタ」の様な感じでもありますが、一時の「ザリガニスタイル」よりは納得のいく形に仕上がったと思います。


 とりあえず、あとは乗り心地を確認したいと思います。