ストライダ、サドル交換。

 ストライダ用にサドルを購入したので取り付けてみました。写真の右が純正で、左のサドルが「SENSO サドル SHIFT」です。

 もともとLTについている純正サドルに不満があった訳ではありません。そんなに長距離走行をしていないのですが、15kmほど乗った程度では「硬い」と感じることもありません。スプリングこそ付いてはいませんが、シート全体がソフトな作りのうえ、坐骨のあたる部分にはゲルかなにかが入っていて、グニャグニャとしているのが大きいと思います。
 ちなみに、どこのメーカーのか確認しようと外してみましたが、「active」「paua」という表記があるのみでよく分かりませんでした。
 あえて難点を指摘するならば、どうも自分の坐骨の幅よりもゲルの範囲が狭い感じがするという点ぐらい。時折、ゲルからズレたことを感じて座りなおすのが億劫な感じでしょうか?

 そんな状態だったので、サドルよりも「tate」を入れるためのサドルバッグの方が必要だろうと考え、そちらを主に探していました。

 けれど、ストライダについてのブログなどを見ていると、サドルを交換するというのはわりとポピュラーなカスタマイズのように思えてなりません。差し迫って必要はないのだけれど、なんとなく欲しい。そんな事を考えていた時に見つけたのが、「SENSO サドル SHIFT」でした。

http://akiworld.co.jp/senso/shiftup.html
 紹介文には、

「コンフォートサドルの後ろにポケットを装備。ロックなど小物入れに便利。」

とあります。

 サドルバッグを探していたのが「tate」を入れるため。
 サドルのポケットにカギを入れられるなら、一石二鳥でいいのではないか?そんな風に考えて、気づいた時には注文をしていた次第であります。


 さて、届いたサドルを早速取り付けてみました。


 ハイ、付きません。


 より正確に表現すれば、取り付け自体はなんとか可能でしたが、ナイロン製シェルの下側部分がサドルラックと干渉して、やたらと前上がりになってしまいました。

 それでも一応取り付けられた訳ですから、確認がてらに近所を一回りしてみたところ、漕ぎにくくて腰が痛くなるというステキな乗り心地を実感しました。


 ナイロン製シェルを削りました。


 取り付けて、干渉部分を確かめては怒りと悲しみを込めて削る、という作業を何度となく繰り返した結果、ようやく普通のポジションで座ることが出来るようになりました。
 より正確に表現すれば、普通のポジションで座ることが出来たような気分になれました。

 高いお金を払って、苦労して、ようやく手に入れたのが普通?の乗り心地。まあ、それでもカギをコンパクトに収納できる訳で、純正よりも利点はあると自分を納得させつつ「tate」を収納してみました。


 ハイ、入りません。


サドル:ベロの「SENSO サドル SHIFT」

 とりあえず、このサドルがストライダに適さないということを断言するにやぶさかでありません。

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